はじめに:「言ったのに、なんで伝わらないの?」
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「そんなつもりじゃなかったのに、ケンカになった」
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「言い方がきついって言われたけど、普通のつもりだった」
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「分かってほしいのに、すれ違ってばかり…」
夫婦関係の悩みでよくあるのが、“言い方”の問題。
実はこれ、**MBTI性格タイプの違いによる“受け取り方のズレ”**が原因かもしれません。
この記事では、MBTI全16タイプ別に、
✔「夫婦間で誤解が生まれやすい言い方」
✔「タイプに合った伝え方」
を具体的なフレーズつきで紹介します。
MBTI別|夫婦関係で“言い方を変えるだけでうまくいく”伝え方のコツ
🔹 ISTJ(まじめで几帳面)
NGな言い方:
「ちゃんとしてよ」「考えてなさすぎじゃない?」
💡こう変えると◎:
「一緒に段取りを確認しておこうか」
→ “計画”や“整理”の視点で話すと納得しやすい
🔹 ISFJ(思いやりタイプ)
NGな言い方:
「なんで何もしてくれないの?」(責める口調)
💡こう変えると◎:
「〇〇してくれたらすごく助かるな」
→ “感謝ベース”の伝え方が効果的
🔹 INFJ(共感・直感型)
NGな言い方:
「もっとハッキリしてよ」「意味がわからない」
💡こう変えると◎:
「あなたの気持ち、もう少し聞かせて?」
→ “内面を引き出す”聞き方が◎
🔹 INTJ(ロジカル×未来思考)
NGな言い方:
「どうしてわかってくれないの?」(感情的)
💡こう変えると◎:
「これからどうしたいか、一緒に考えたい」
→“未来志向+建設的”が伝わりやすい
🔹 ISTP(クールな実行タイプ)
NGな言い方:
「もっと話してよ」「黙ってないで」
💡こう変えると◎:
「あなたの考え、私は知りたいな」
→“尊重しつつ促す”スタンスで話すと心を開きやすい
🔹 ISFP(感性で動くタイプ)
NGな言い方:
「なんでそんなに無関心なの?」(決めつけ系)
💡こう変えると◎:
「こういう時、あなたはどう感じる?」
→ 感覚・気持ちベースの言葉でやさしく聞く
🔹 INFP(理想主義で繊細)
NGな言い方:
「気にしすぎじゃない?」(軽視するような発言)
💡こう変えると◎:
「ちゃんと向き合いたいと思ってるよ」
→“共感+誠実”な姿勢を見せるだけで安心感に
🔹 INTP(思考優先タイプ)
NGな言い方:
「なんで何も感じないの?」(感情強めの圧)
💡こう変えると◎:
「この件、どう考えてる?」
→ 感情ではなく“意見・思考”ベースで話すと◎
🔹 ESTP(行動優先タイプ)
NGな言い方:
「ちょっと落ち着いてよ」(テンションを下げる)
💡こう変えると◎:
「一緒にやってみようよ!」
→ 一緒に動く、やってみるという提案型が効果的
🔹 ESFP(感情豊かで社交的)
NGな言い方:
「軽く考えすぎなんじゃない?」(真面目すぎる指摘)
💡こう変えると◎:
「あなたの楽しそうなところ、ほんと好き」からスタート
→ 褒めてからお願いするのがコツ
🔹 ENFP(共感&ひらめきタイプ)
NGな言い方:
「言ってることがコロコロ変わるよね」
💡こう変えると◎:
「たくさんアイデアある中で、一番大事なのってどれ?」
→“まとめてあげる”視点で話すと伝わりやすい
🔹 ENTP(話し上手・切り返し上手)
NGな言い方:
「茶化さないでちゃんと話して!」(感情的圧)
💡こう変えると◎:
「あなた自身はどう思ってる?」とストレートに聞く
→ 遠回しより直球が効くタイプ
🔹 ESTJ(現実派リーダー)
NGな言い方:
「そんなに決めつけないでよ!」(感情的に否定)
💡こう変えると◎:
「もう少しこうした方が上手くいくかも?」と提案口調で
→ 否定でなく“改善提案”が効果的
🔹 ESFJ(気配り重視)
NGな言い方:
「私のことちゃんと考えてないよね?」(悲しげな責め)
💡こう変えると◎:
「〇〇してくれて嬉しかった、ありがとう」から伝える
→ ポジティブ→改善希望の流れが◎
🔹 ENFJ(感情も責任も重視)
NGな言い方:
「頑張りすぎじゃない?」「ちょっと空回りしてるよ」
💡こう変えると◎:
「あなたがそこまでしてくれるの、本当に嬉しい」
→ まず“想い”に感謝する言葉から入る
🔹 ENTJ(目標思考の実行者)
NGな言い方:
「なんでそんなに正論ばかり言うの?」
💡こう変えると◎:
「あなたの考えって筋が通ってるよね。私も少しだけ意見言っていい?」
→ 承認→自分の話、の順番で◎
おわりに:「性格に合った“伝え方”で夫婦関係はぐっと変わる」
性格が違うふたりが一緒に暮らすのだから、すれ違いはあって当たり前。
でも、その**「言い方」や「伝え方」**を少し変えるだけで、
相手の受け取り方は驚くほどスムーズになります。
MBTIは、あなたとパートナーの心の“翻訳機”になるツールです。
お互いの“分かりにくさ”をやさしく解消するヒントとして、ぜひ活用してみてください。
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