はじめに:「MBTI、なにタイプ?」の圧がしんどい…
最近、SNSや日常会話でもよく聞かれる「MBTIなにタイプ?」という質問。
気軽な雑談なのはわかっているけれど、
正直ちょっと疲れる。
そもそも、「MBTIで人間関係まで判断しないでほしい…」
そんなふうに感じている方へ向けて、この記事を書いています。
MBTIを聞かれるとモヤッとする理由
① タイプを言った瞬間に「性格決めつけられる」感じがイヤ
「INFPっぽい!やっぱりメンタル弱そうだよね〜」
「ESTJって怖いんでしょ?」
…え、まだ何も言ってないんだけど?
MBTIは本来「自分を知るためのツール」なのに、
“相手をジャッジするラベル”のように扱われると、
自分のことを勝手に決めつけられたような違和感を感じます。
② 「相性」で人を分類しないでほしい
「私、××タイプとは合わないんだよね〜」
「△△って恋愛向いてないタイプらしいよ」
──その人のこと、ちゃんと知ってから言ってる?
MBTIの相性はあくまで傾向であって、
人間関係の“取扱説明書”じゃありません。
たとえ統計上「相性が悪い」と言われているタイプでも、
実際に一緒にいて安心できる人もいれば、
「相性いい」と言われているタイプでも、なんか苦手な人もいますよね。
③ タイプに当てはまらない自分が“間違ってる”気がしてしまう
「INFJならこうでしょ?」「ESTPなのに、そんなこと言うの?」
MBTIに詳しい人ほど、「型にはめようとする」圧が強くなることがあります。
でも人間って、本当はもっと複雑で、ゆらぎがあっていいはず。
「私は私」でいたいのに、
“分類”されることで自分の気持ちを否定されたように感じてしまうのも、モヤモヤの原因です。
MBTIを「楽しめない人」がいてもいい
MBTIが好きな人がいるように、苦手な人がいても当然。
✔ 人を型にはめるのが苦手
✔ 深く知り合う前にラベルを貼られたくない
✔ “性格”をデータで語られることに違和感がある
──これって、むしろ「自分に対して丁寧でいたい」からこそ、
感じる感覚だと思います。
「診断を信じない自分」を責めなくていい
MBTIに限らず、占いや診断って
「信じたいときだけ使うツール」でいいんです。
-
モヤモヤするなら距離を置く
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好きなときだけ楽しむ
-
必要ないときはスルーする
それくらいライトな付き合い方でいい。
あなたの性格や価値は、診断では測れないし、
あなたという人間は、MBTIの16タイプよりずっと自由で奥深い存在です。
おわりに:「あなた自身を、あなたが一番信じていい」
MBTIが流行るほど、「私は何者か?」と知りたい人が増えている時代。
でも、**“ラベルを貼られることに違和感がある”**という感覚も、
あなたがあなたを大切にしているからこそ。
MBTIが合わない人もいる。
相性で判断されるのが苦手な人もいる。
それを“否定された気がする”なら、無理に合わせなくて大丈夫です。
あなたがあなたでいることに、理由も説明もいりません。
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